倉本が安定したゴルフで8年ぶりの優勝に王手!
2003/09/27 18:00
茨城県にある石岡ゴルフ倶楽部で行われている国内男子ツアー第20戦「アコムインターナショナル」3日目。前日逃げる倉本昌弘に、横田真一と宮里優作が猛チャージをかけた。はたしてミスター“59”を捉えることは出来たのか。
宮里優作は、前半じわりじわりとスコアを伸ばすものの11番、12番で連続ボギーを叩いてしまう。だが終盤で巻き返し、16番で大会3日間連続となるバーディ。さらに18番でバーディを奪って通算11アンダー単独2位でフィニッシュし、逆転優勝に向けて臨みをつないだ。
一方、横田は2番、5番でバーディを奪い、必死に追いかけるも、6番で痛恨のダブルボギーを叩いてしまう。この後もスコアを伸ばすことが出来ず、通算8アンダー13位タイでホールアウトした。
トップをひた走る倉本は、前半のハーフでスコアを3つ伸ばし2位以下を大きく引き離した。だが後半に入るとパットに苦しみ13番、15番でボギー。それでも勝負どころではきっちりとパーを拾い通算15アンダー、2位以下に4打差つけて明日最終日を迎える。
そのほか通算10アンダー3位グループには、先週のリベンジに燃える尾崎将司、開催コースである石岡ゴルフ倶楽部と相性抜群の谷口徹が上位を窺っている。一度流れに乗れば爆発的なスコアも十分に期待できるため、8年ぶりの優勝がかかっている倉本も油断できない状況となった。