2009年 ゴルフ日本シリーズJTカップ

丸山茂樹が単独首位! 池田は22位、石川も低迷が続く

2009/12/04 15:43
単独首位に浮上した丸山茂樹。「ここには良いイメージしかない」と相性も味方につけているようだ

東京都にある東京よみうりCCで開催されている、国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の2日目。初日の悪天候から一転して快晴に恵まれ、気温は15.5度まで上昇。陽気にも誘われたのか、平日ながら7,200人を超えるギャラリーが会場に詰め掛けた。

2日目を終えて単独首位に立ったのは、1打差の5位タイからスタートした丸山茂樹。序盤から好調なショットを駆使し、「後半はちょっとバタついたけど、自分の中では満足の内容」と、この日のベストスコアタイとなる「67」をマーク。10年ぶりとなる国内ツアー制覇に向け、絶好のポジションで第3ラウンドを迎える。

優勝が逆転賞金王の最低条件となっている池田勇太は、この日1イーグル、1バーディ、2ボギーの「69」とアンダーパーでラウンド。通算7オーバーの22位タイに浮上したが、首位とは10打差と依然として厳しい状況は変わっていない。一方、賞金ランクトップの石川遼は2ストローク落とし、通算10オーバーの26位タイと最下位から抜け出せない展開が続いている。

上位では、近藤共弘が2イーグルを奪うなど「67」をマークし、通算2アンダーの単独2位に浮上。通算1アンダーの3位タイに、武藤俊憲藤田寛之富田雅哉金庚泰(韓国)の4人が続いている。

自身も記憶に無いという、1ラウンドで2イーグルをマーク! 単独2位に浮上した近藤共弘
武藤俊憲は首位に2打差で残り2日間へ。狙うはメジャー初タイトル!
首位タイからスタートした富田雅哉は、3位タイと上位をキープ。健闘が光る
ツアー屈指の安定感を誇る藤田寛之。耐えるプレーが強いられる中で、やはり上位に名を連ねている
2日目を終えても最下位を抜け出せない石川遼。ホールアウトしても険しい表情は変わらない
最下位で並ぶ石川遼と池田勇太はトップスタート。朝早くから多くのギャラリーが後に続いた
前半はバーディを重ねた石川遼だったが…
コースとの相性の良さを口にする丸山茂樹が首位に浮上。10年ぶりの国内ツアー制覇も現実味を帯びてきた
ただでさえ腰痛に苦しむ池田勇太。傾斜からのショットも一苦労
初日に続き同組となった石川遼と池田勇太。ファンにとっては楽しみが続いた
終盤まで首位争いを演じていた矢野東だったが、最終ホールで痛恨の「+4」。その詳細は記事をご覧ください
2日間続いた石川遼と池田勇太の競演。明日の3日目は別々の組でプレーとなる
今年の日本シリーズは、石川遼の大会ではなかったのか…

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