2012年 とおとうみ浜松オープン

藤本佳則、プロ転向後3戦目で初優勝に王手!遼は再浮上で14位

2012/05/19 17:00
通算14アンダー、2位に2打差でツアー初優勝に王手の藤本佳則

◇国内男子◇とおとうみ浜松オープン3日目◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県)◇7054ヤード(パー72)

22歳の藤本佳則が「68」をマークして通算14アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位の座をキープ。昨年12月のプロ転向からツアー参戦3戦目での初勝利に向け最高のポジションで最終日を迎えることになった。

そのトップを2打差の単独2位から追いかけるのが、藤本の東北福祉大OBの大先輩にあたりツアー9勝の谷原秀人。通算9アンダーの3位タイにS.K.ホ(韓国)、ジェイ・チョイ(米国)がつけている。

2日目に「77」と崩れた石川遼だったが、この第3ラウンドは7バーディ、2ボギーと5ストロークを伸ばし、通算6アンダーの14位タイに順位を上げた。

<ツアー最速、プロ3試合目での優勝見えた藤本佳則
大会初日に8アンダーをマークして首位タイに立った藤本佳則が、2日目、そして3日目もスコアを伸ばして通算14アンダー単独首位をキープしている。スタートの1番でピン手前1.5mにつけてバーディを奪うと、2番も1mにピタリとつけて連続バーディ。4番パー5で2打目を池に入れてしまうが、苦笑いが出るほど余裕の表情は変わらず「ナイスボギーでしたよ」と慌てることもない。

後半もバーディを3つ奪って2位に2打差で最終日を迎えることになった藤本は「気持ちいいっすね」と、前日と同じように笑顔でクラブハウスに引き上げてきた。「初めての最終組なので、僕自身緊張してどういうゴルフになるかと思っていましたけど、リラックスしてラウンドできたのでびっくりしました」と冷静だ。

最終日、藤本が逃げ切り優勝を果たすことになれば、プロ転向後3試合目での優勝となる。ツアーの記録では2005年の「三菱ダイヤモンドカップ」でI.J.ジャン(韓国)、2010年「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」での薗田峻輔が達成した5試合目という“プロ最速”の記録を塗り替えることになる。

谷原秀人 いきなりスタートホールでティショットを曲げるもナイスパーセーブ!
バックナインでスコアを伸ばし、久々に上位進出って感じですね。
まだ日本で優勝経験がないのが不思議なくらいです。初優勝なるか・・・。
ベテランらしからぬオシャレなパンツです。
練習グリーンから1番ホールへ向かう選手通路は、ボランティアの子供達が手を繋いで作ります。
2番でティショットをOB。今日はティショットが曲がりまくってました。明日の再爆発あるか・・・。
昨日アルバトロスを記録した谷口さん。スタート前に大会会長から記念の液晶テレビの目録をプレゼントされました。
今日はさすがメジャーチャンプの実力を見せつけるゴルフでしたね。
今日は全くイイ所なく・・・。大学の後輩・藤本にヤラれてしまいました。
5番Par3、約2mのパーパット。これが決まっていればビッグウェーブが来そうだったんですけどねぇ。
今日はうつむき加減で元気なかったなぁ。
ライバルが同組で対決。今日の軍配は川村くんに。いつまでもイイライバル関係で、ゴルフ界を盛り上げて欲しい2人です。
17番のボギーがもったいなかったけど、66は今日のベストスコアです。
今大会発起人の深堀さんも好スコアをマークして笑顔です。
チェッカーフラッグって言うか、オセロしたくなるって言うか・・・。
267yのPar3は、日本ツアー最長です。「俺、ドライバーで届かないな・・・。」
前半31をマークし、一時はトップに迫る勢いだったんですけどねぇ。バックナインで崩れてしまいました。
首位と8打差。優勝厳しそうだけど、サンデー遼チャージが久々に見たいですね。
最終18番、惜しくもイーグルならず。
昨日のラウンド後は、エースパターで練習してたんですけどねぇ。
優勝争いから一歩後退しましたが、明日再び巻き返せるか・・・。明日はガンガン攻めて行くそうです。
今日も首位キープです。かなり調子も良さそうですし、崩れる予感は全くしませんね。
66をマークして優勝争いへ。首位の藤本とは2打差。「後輩には負けられねぇ・・・。」
ツアー参戦1年目にして、初優勝はすぐそこまで来てます。しかし、明日の結末が全く読めません。

2012年 とおとうみ浜松オープン