2011年 キヤノンオープン

石川遼が単独首位に浮上!小山内が1打差を追う

2011/10/07 16:03
スコアだけ見れば充実の2日間。それでも石川遼は「まだまだです」と内容には不満を残す

神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部 西コースで開催されている、国内男子ツアー18戦「キヤノンオープン」の2日目。単独2位からスタートした石川遼が、5ストローク伸ばし通算12アンダーとして単独首位に立っている。

通算11アンダーの単独2位には、この日最少スコアの「66」をマークした小山内護。7つのバーディを量産し、首位の石川に1打差に詰め寄った。

通算9アンダーの3位タイには、H.T.キム(韓国)、久保谷健一の2選手、通算5アンダーの5位タイにはチャワリット・プラポール(タイ)、冨山聡が続いている。そのほか、池田勇太は通算6アンダーの9位タイ、昨年覇者の横田真一は、通算3アンダー22位タイでフィニッシュした。尚、予選カットラインは通算イーブンパーまでの50位タイとなっている。

<今季初勝利へ!石川遼がトップで決勝ラウンド進出>
初日「65」をマークした石川は第2ラウンドも快調にスコアを伸ばした。18ホールを通して3度の2連続を含む7バーディを奪取。ボギーも2つに抑えて「67」で回った。それでも「後半はフォロースルーのスピードが無かった」とスコアは満足せず、ただただスイングについて反省の弁。今季初勝利へ最高の位置で決勝ラウンドを迎えるが「トップといっても(2位は)1打差。バーディ合戦になると思う。明日からも初日にスタートする気持ちで臨みたい」と揺らぐことは無かった。

久保谷健一の自分への戒めは石川遼にも劣らない?ショットに手応えが無く「自分としては完全に病に入っている」

<“アラフォー戦士”が石川を追う>
トップを走る石川から1打差2位につけたのは、この日のベストスコア「66」をマークした小山内護。そしていずれもノーボギーラウンドに成功した久保谷健一、H.T.キム(韓国)も射程圏につけた。42歳の小山内は「どうせなら遼と(優勝争いを)やりたい」と意欲。40歳の久保谷は「少し欲を出してしまうとすぐに75、76と出てしまう。明日からも予選ラウンドみたいに回れればいいけど、決勝に入るとそれができるかどうか」。培ってきた経験は20歳を追い込めるか。

気持ちを切り替え、伊藤誠道は次週の「日本オープン」での活躍を誓う

伊藤誠道らアマチュアは全員予選落ち>
地元・神奈川での大会に挑んだ16歳の伊藤誠道は、初日の出遅れが響いて決勝ラウンド進出を逃した。この日は4オーバーの96位タイからスタートし5バーディ、5ボギーの「72」で通算4オーバーの87位タイ。前日からパッティングに苦しみ「出入りの激しい展開だった」と話した。今年の日本アマチュア選手権王者の櫻井勝之も通算5オーバーの103位。105位の青木龍一を含めた3人のアマはいずれも2日目で姿を消した。

ドライバーショットが不調・・・でもアイアンショットは光ってます
今日のベストスコア66でラウンド。明日は遼くんとのラウンド。飛ばし合戦も見ものです
5バーディボギーなし!それでも前向きなコメントは出ません。病んでるゴルフだそうです
ショットは冴えていましたが、全然パターが入らず・・・
朝露を含んだラフは重い。でもプロはさすがだなぁと感心します
スタートから3連続バーディ!!
今日も朝から気持ちの良い、抜けるような青空
平日にも関わらず、多くのギャラリーが詰め掛けました。「遼くんを探せ!」
長いパターだなぁ。何インチ?自分がもしこのパターを構えたら・・・左手は顔の前ですね
終始出入りの激しいゴルフながら、何とかイーブンパーで耐えました
プロはいとも簡単に脱出するけど、戸塚のバンカーは深くてアマチュアには難しそうですね
「秋はお洒落ににキメてセルフプレー」・・・何かそんな感じのタイトルが付いてる、雑誌の企画の写真に出て来そうな雰囲気です
弟・桧垣豪のバッグを兄・桧垣繁正が担ぎます。でも、兄・桧垣繁正の背中には弟・桧垣豪の名前。ややこし過ぎます
パットが決まらずガックリ。残念ながら1打足りず予選落ち
69でラウンド。ディフェンディングチャンピオンの意地を見せました
やはり戸塚は相性が良いのでしょうね。今日は67でラウンドし、初代チャンピオンも意地を見せました
「おい!だからそっち行くなって!」
「ほら、見付かったじゃねぇか!逃げろ~!」
上からか・・・。下からか・・・。空中の空間を探してます。トラブルになっても、プロは視野が広いですよね
深いラフもなんのその。芝生ごと飛んでけぇ~!

2011年 キヤノンオープン