2010年 現代キャピタル招待 韓日プロゴルフ対抗戦

日本が1ポイント差で韓国を撃破!

2010/09/12 16:16
韓国を1ポイント差で辛くも破り、タイトルを獲得した日本代表

韓国・済州島のヘビチCCで開催されている、男子ゴルフの日韓対抗戦「現代キャピタル 韓日プロゴルフ対抗戦」の最終日。この日はシングルス戦10試合がおこなわれ、互いに一歩も譲らず5勝5敗の五分。最終日を前に1ポイントのリードを奪っていた日本が逃げ切り、今大会初のタイトルを獲得した。

6年前に開催された第1回大会では敗北を喫しており、見事にリベンジを果たした日本。トップスタートの小田龍一は敗北を喫したが、続く宮本勝昌藤田寛之が連勝。さらに小田孔明横尾要と勝利を重ね、怒涛の4連勝で4ポイント差に広げる。

日本の勝利にリーチをかけて残り5組を迎える中、丸山大輔は惜しくも1ストローク差で敗北。日本の勝利を確定させたのは、7組目の薗田峻輔だった。1ストローク差で迎えた最終18番パー4。2打目をピン側30センチに絡めるスーパーショットを見せ、バーディフィニッシュ。青木功キャプテンと抱き合い、勝利の喜びに浸っていた。

後続の池田勇太石川遼片山晋呉は敗れたため、終わってみれば僅かに1ポイント差の接戦となった。青木キャプテンは表彰式で、「勝てて本当に嬉しい。とにかく嬉しいの一言」と、満面の笑みを見せていた。

日本の勝利を確定させるバーディパットを沈め、仲間の歓声に応える薗田峻輔
バーディチャンスを逃し、天を仰ぐ石川遼
2組目の宮本勝昌はイーブンで迎えた最終18番、バーディパットを沈め勝利!
終盤の15番でバーディパットを捻じ込み、気迫のこもったガッツポーズを見せた藤田寛之
飛距離では圧倒的なアドバンテージを見せた石川遼だが・・・
1メートルないパーパットを沈め、勝利を手にした横尾要。この安堵の表情が重圧の重さを物語っている
バーディパットを沈めガッツポーズの薗田峻輔。この日はパットが冴え渡った
大トリを務めた片山晋呉は、08、09年の韓国ツアー賞金王、ベ・サンムンに敗れた
初日、2日目と勝ち星を挙げた池田勇太だが、最終日は敗退
敗退の石川遼を労う青木功キャプテン。悔しさが表情に滲み出ている
前半のバーディラッシュは圧巻だった。石川遼を破ったキム・キョンテ

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