復活!伊沢が2年ぶりのV!15歳の伊藤が6位タイに入る大健闘
2005/08/28 18:00
福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第17戦「アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント」の最終日。この日4打差トップでスタートした伊沢利光が、バーディラッシュのパフォーマンスを演じ、通算20アンダーとし、2位の小田龍一、プラヤド・マークセンに5打差をつけて2年ぶりの栄冠となる、嬉しい今季初優勝を飾った。
最終日の伊沢は、アイアンの切れが絶好調で、常にアグレッシブなゴルフを展開。まず2番で最初のバーディを奪うと、6番からは、怒涛の3連続バーディと、観客をわかせた。後半に入っても、13番、15番とバーディを重ね、難しい16番で初ボギーを叩いたものの、最終18番もバーディを決め、楽々と逃げ切った。
注目の15歳のアマチュア伊藤涼太は、この日も大健闘のラウンド。出だしこそは、我慢のゴルフだったが、6、7番と連続バーディ。後半も14番までに3つバーディを加え、一時は、13アンダーの2位タイに躍進したが、15番、16番と連続ボギーを叩き、通算11アンダーの6位タイで、今大会を終了した。前日の9位タイからの大躍進にギャラリーの拍手を浴びた。この素晴らしい結果で今後伊藤の活躍が一層楽しみになってきた。
そのほかの注目選手では、初日単独トップで飛び出した細川和彦が、通算10アンダーの9位タイでホールアウト。また、昨日コースレコードタイとなる「63」を出して追い込んできた宮本勝昌も、この日スコアが伸びず、通算11アンダーの6位タイで競技を終えた。