男子ツアーの魅力は熟練の技!48歳の尾崎直道が2週連続Vを達成!
2005/05/01 18:00
愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで行われている、国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」の最終日。雨の中での戦いとなり上位選手のスコアは伸び悩んだ。そんな中、最終組のスティーブン・コンラン(オーストラリア)と、2週連続優勝を狙う尾崎直道がスコアを11アンダーまで伸ばし、2人によるプレーオフに突入した。
プレーオフ1ホール目、尾崎直道はパーオンを逃すもしっかりアプローチを寄せパーをキープ。一方、絶好のバーディチャンスにつけたコンランは惜しくもショート。ともにパーで2ホール目に入った。
2ホール目は2人ともパーオンを逃しアプローチ合戦に。5~6メートルオーバーしたコンランに対し、尾崎直道はここでも熟練の技を披露。きっちりとピンそばに寄せた。コンランはパーパットを決めることができず尾崎直道が2週連続優勝、通算の32勝目を飾った。
10アンダーの3位に入ったのは韓国のY.E.ヤン。最終日をトップでスタートした丸山大輔はスコアを伸ばせず9アンダーの4位タイ、同じく4位タイには最終日にスコアを伸ばした招待外国人選手のトレバー・イメルマン(南アフリカ)が入った。なお、初日7アンダーと好スコアを出し優勝が期待された宮里優作は最終日もスコアを崩してしまい、3アンダーの24位タイで競技を終えている。