J.M.シンが首位キープ!加瀬がチャージをかけ2位に浮上
2004/12/18 18:00
沖縄県の那覇ゴルフ倶楽部で開催されている、2005年度国内男子ツアー初戦「アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント」の3日目。決勝ラウンドに入り後続がようやく追い上げてきたが、ジーブ・ミルカ・シン(インド)が首位をがっちりキープした。
シンは、2番パー5で2オンに成功しバーディ発進と幸先のスタートを切った。だが、2つスコアを伸ばして迎えた13番でのティショットが左に大きく曲がり痛恨のOB。このホールをダブルボギーとし後続との差が縮まってしまったが、15、17番でバーディを奪いもう一度後続を引き離して3日目を終了。通算15アンダー、2位以下に4打差をつけて日本ツアー初優勝に王手をかけている。
また、首位を4打差で追う単独2位に加瀬秀樹がつけている。出だしの1番でチップインバーディ、2番パー5で2オン2パットのバーディを奪い絶好のスタート見せると、その後も順調にバーディを積み重ねて、6バーディ1ボギーの内容でこの日を終えた。
そして、5打差の3位タイに、アジアンツアーを主戦場に置くスコット・バー(オーストラリア)、チャーリー・ウィ(韓国)のほか、田島創志が12位タイから一気に浮上してきた。この日5バーディノーボギーの完璧なラウンドで最終日に逆転優勝を狙う。
そのほか地元出身の宮里兄弟は、兄の聖志がこの日3つスコアを伸ばして通算7アンダーの18位タイ。一方、この大会と相性が良い弟の優作はスコアを1つ落としてしまい通算イーブンパーの65位タイに低迷している。