2010年 ザ・ロイヤルトロフィ

欧州選抜がタイトル奪還! 石川遼は連日の敗北

2010/01/10 19:56
2大会ぶりにタイトルを奪還した欧州選抜。ライダーカップに向けて弾みをつけた

タイにあるアマタスプリングCCで開催されている、欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ザ・ロイヤルトロフィ」の最終日。この日はシングルス8試合が行われ、石川遼は6組目でピーター・ハンソン小田孔明は3組目でアレクサンダー・ノレンと対戦した。

石川は前半からドライバーが安定せず、序盤からハンソンにリードを許す。11番のティショットでは2日連続で池に打ち込むなど追撃体勢を作れない石川に対し、ハンソンは最後まで安定したプレーを披露。5&4で完敗し、2日目のダブルスに続き連敗を喫した。一方の小田は2番と6番のパー5で確実にバーディを奪うなど序盤からリードを広げ、13番からの3連続バーディで一気に突き放し、5&3で快勝した。

大会連覇を狙うアジアは、1組目のチャーリー・ウィ、3組目の小田、4組目のジーブ・ミルカ・シンが勝利を挙げるなど、前半スタート組がポイントを重ねる。だが、5組目のプラヤド・マークセン、6組目の石川、7組目のガガンジート・ブラーが連敗。欧州が1ポイントリードしたまま、決着は最終組のトンチャン・ジェイディとヘンリック・ステンソンの対戦に委ねられた。

ジェイディが1UPで最終ホールを迎えたが、この土壇場でステンソンが奪い返し、オールスクエアに戻してフィニッシュ。最終的に8.5ポイントとした欧州が1ポイント差でアジアを振り切ってタイトルを奪還し、今大会の通算成績を3勝1敗とした。

常夏のタイ、過ごしやすい時期とはいえ、日中の暑さは厳しい
相手を見ないでプレーするのがベストなのか?模索は続く
力みからか、理想のスイングが出来ず、思わずドライバーから手を離す
苦しい・・。この日はフェアウェイが遠かった
池ポチャした石川にとっては、8番グリーンまでは傷心の船旅か
ハンソンの背中が大きく見える
ボランティアの女の子も、日本のプリンスに興味津々?
最終ホールで粘りのバーディーパットを沈めたW.リャン
しかし、モンティがバーディパットを入れ返し、オールスクエアで終了
2日続けて11番で左のハザードに捕まった

2010年 ザ・ロイヤルトロフィ