2009年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

丸山大輔、苦しみながらツアー2勝目!夢はアジアへ

2009/09/27 15:24
4打差の圧勝! 4年ぶりとなる通算2勝目を飾った丸山大輔

京都府にある城陽CCで行われている国内男子ツアー第14戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン」の最終日、2位に4打差をつける単独首位からスタートした丸山大輔が、最終日は3ボギーとスコアを落としたが、前日までの貯金が効いて、2位に3打差をつけて05年以来となるツアー2勝目を飾っている。

独走とはいえ、4年ぶりの勝利は簡単には手に入らない。丸山は前半を1ボギーで折り返すと、後半に入っても13番、15番でボギーを叩く。この日、アンダーパーで回ったのは僅かに4人。厳しいピンポジションに多くの選手が苦しむ中、丸山は最後まで耐え抜いて通算8アンダーでホールアウト。2位に4打差をつけて、逃げ切り優勝を果たしている。この優勝でアジアンツアーのシード権も手に入れた丸山。夢の舞台はアジアへと飛躍する。

2位に続いたのは、池田勇太金庚泰(韓国)、W.リャン(中国)の3選手。通算2アンダーの5位に金亨成(韓国)が入った。

ホストプロとして今大会に臨んだ石川遼は、中盤4つのボギーを叩いたものの、上がり2ホールの連続バーディで盛り返し、この日は4バーディ5ボギーの「72」。ひとつスコアを落としたものの、順位は16位タイへと浮上して、4日間の戦いを終えている。

ウィニングパットを沈め、キャディと抱き合う丸山大輔。ギャラリーから大歓声を浴びた
ホストプロの石川遼は、16位タイに浮上して4日間の戦いを終えた
最終組で丸山大輔を追ったW.リャンだったが、後半の3ボギーが響き2位タイで終了
最終ホールをボギーとし、単独2位の座を逃してしまった池田勇太
ベストアマは26位タイと健闘した藤本佳則が獲得した

2009年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン