2010年 三井住友VISA太平洋マスターズ

イーグル締めの手嶋が首位! 今田は3位、石川は14位

2010/11/11 16:15
イーグルフィニッシュで2位に3打差! 8アンダー単独首位に立った手嶋多一

国内男子ツアーの第22戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」が11月11日(木)、静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開幕した。僅差に大勢がひしめく混戦が続いていたが、均衡を破ったのは、最終18番でイーグルを奪った手嶋多一。2位に3打差をつけ、通算8アンダーの単独首位に立った。

6アンダーの首位タイで、最終18番パー5を迎えた手嶋。2オンを狙った2打目はグリーン奥にこぼれるが、残り30ヤードの3打目を直接カップに捻じ込むチップインイーグル。「最後は出来過ぎですね。怖いくらい」という派手なフィニッシュを見せた。1イーグル、6バーディ、ノーボギーという完璧な内容で、今大会での自己ベストを叩き出した。

5アンダーの単独2位には、こちらもノーボギーで終えた横尾要。「長いのが良く入った」とロングパットが冴え、5個のバーディを量産した。4アンダーの3位タイには、米ツアーからスポット参戦している今田竜二をはじめ、丸山大輔宮本勝昌松村道央上田諭尉谷口拓也の6人が続いている。

石川遼は5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「70」をマークし、2アンダーの14位タイ。賞金ランクトップを走るキム・キョンテ(韓国)は、1アンダーの25位タイ。ディフェンディングチャンピオンの今野康晴は、スタート前に腰痛のため欠場となっている。

初日から大勢のギャラリーを引き連れた、石川遼と今田竜二の注目組
ボールの行方は・・・バンカーショット後、ダッシュで確認にいく石川遼
最終ホールをバーディで締め、単独2位でフィニッシュした横尾要
ホールアウト後にパットの調整をする石川遼。ヨネックスの新兵器でパターの軌道をチェック
17番ではバンカーからピタリと寄せてパーセーブ。さすがは米ツアー屈指のテクニシャン!
スタートホールをバーディ発進とした池田勇太だったが、5オーバーの71位と大きく出遅れた池田勇太
先週の「HSBCチャンピオンズ」に引き続き、宮本勝昌が好調をキープ!
06年の復活勝利は今なお記憶に新しい。中嶋常幸は37位タイ発進
矢野東と上井邦浩のオークリーコンビ
すっかり上位の常連となった松村道央。今週も3位タイと好スタート
最終ホールのボギーはもったいなかったが、3位タイと上々の滑り出しを見せた丸山大輔
薗田峻輔もバーディ発進としたが、その後は失速・・・
片山晋呉と言えばコレ。長尺パターを使った左打ちでの素振り
最終9番のバーディパットは惜しくも外れ、3位タイの集団から抜け出せなかった谷口拓也
17番、2.5メートルのパーパットを沈めてガッツポーズ!
談笑する場面も多く見られ、リラックスムードに包まれていた石川遼と今田竜二
「アプローチとパターがダメ」というキム・キョンテは25位タイ
チップインイーグルで締め括り、充実のホールアウトとなった手嶋多一
紅葉に合わせた(!?)エンジのウェアが良く映える深堀圭一郎

2010年 三井住友VISA太平洋マスターズ