藤田が単独首位で日本一王手!石川は5打差6位
2010/10/16 16:23
愛知県にある愛知カンツリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアーメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の3日目。通算9アンダー首位タイからスタートした藤田寛之が、スコアを1つ伸ばして通算10アンダーの単独首位で最終日を迎えることになった。
昨年と同じ顔ぶれになった3日目の最終組。昨年はスコアを落して優勝争いから脱落してしまったが、今年は藤田らしい粘りのゴルフで首位の座をキープ。日本オープン初制覇に向けて前進。1打差の通算9アンダー単独2位には武藤俊憲が浮上し、2人が最終組でラウンドする。
首位タイからスタートした米国のハン・リーは、ドライバーショットが安定せずにスコアを1つ落して通算8アンダーの単独3位に後退。そして通算7アンダー単独4位にアマチュアの松山英樹がつけている。松山はピンチも多かったがアプローチとパットでスコアをまとめ、アマチュアとしては1927年の第1回大会で赤星六郎が果たして以来の快挙に挑む。
続いて通算6アンダーの単独5位には韓国の金庚泰が、3ストローク伸ばして優勝争いに加わってきた。過去2年連続2位となっている石川遼は、この日1ストローク伸ばし通算5アンダーの単独6位。首位とは5打差からの逆転優勝を狙う。