2010年 ANAオープンゴルフトーナメント

河井博大が5アンダー首位!連勝狙う石川遼は8位タイの好発進

2010/09/16 17:12
5アンダーまでスコアを伸ばし単独首位スタートを切った河井博大

国内男子ツアー第15戦「ANAオープンゴルフトーナメント」が、北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開幕。晴天に恵まれたが、風も程よく吹いたため、選手たちは上空の雲の流れで風向きを判断しながらのラウンドとなった。初日首位に立ったのは5アンダーをマークした河井博大

5番パー5でイーグルを奪うなどショットが安定した河井。「上出来です。途中、リーダーズボードみましたけど、テンションを上げず、力むことなく出来ました」。トップから3組目の7時18分にスタートした河井が、周囲を気にせずスコアを伸ばした。

1打差の4アンダー単独2位につけたのは矢野東。中盤5アンダーまでスコアを伸ばした矢野だが、終盤の17番でボギーを叩き不満そうな表情でクラブハウスに引き上げたが、コースとの相性の良さを発揮し好スタートとなっている。

さらに1打差の3アンダー3位タイにはポール・シーハン(オーストラリア)、キラデク・アフィバーンラト(タイ)、額賀辰徳、そしてアマチュアの佐藤和夫の4人が並んでいる。そして2アンダー8位タイに、大会ホストプロの石川遼をはじめ、池田勇太藤田寛之など8人が集団を形成している。

その他の注目選手では、大会連覇を狙う谷口徹が、薗田峻輔尾崎将司などと並び1オーバーの50位タイ。昨年の大会で優勝争いを演じた中嶋常幸は5オーバーを叩き、丸山茂樹と並び5オーバー106位タイと出遅れてしまった。

7バーディを奪いながら3ボギーで4アンダー単独2位となっている矢野東
矢野東と同組でリズム良くラウンドしたシーハンも3位タイの好スタート
豪快なドライバーショットが持ち味のキラデクがフェアウェイの狭い輪厚で好プレー
最終18番、グリーン奥からのアプローチで寄せられずボギーを叩く原口鉄也
15番パー3でティショットをベタピンにつけ、余裕の表情でキャディにボールを投げる
「グリーンが速くて楽しい」という池田勇太も2アンダーで8位タイ
後半スコアを伸ばし3位タイに食い込んだ額賀辰徳
先週は韓国で石川に圧勝した金庚泰。今週は完全にアウェーでの戦いとなっている
丸山茂樹の後ろも丸山?いえ、同じ色のウェアを着た甲斐慎太郎でした
石川遼とラウンドしている小山内護「ティショットの飛距離はまだまだ負けないよ!」
「やられた」わけではありません。でもパットを外しこんなに苦しい表情も珍しい!?
完全に「やられました」最終9番でカップの淵でボールが止まりバーディを逃した石川遼
「あれー、そっちはダメだよ・・・」打球を見つめ心配そうな表情をする小田龍一
おいおい、そこどうなっているの!?全員で低い姿勢になってボールを確認
そんなに見つめないでください!何度も目が合ったので掲載させていただきました

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