2010年 フジサンケイクラシック

石川遼が先輩薗田を下し初の大会連覇を達成!

2010/09/05 15:11
薗田峻輔とのプレーオフを制し、自身初の大会連覇を果たした石川遼

山梨県の富士桜CCで開催されている、国内男子ツアー第14戦「フジサンケイクラシック」の最終日。2位に3打差の通算8アンダー単独首位で最終日を迎えた石川遼は、スタートの1番でボギーを叩き、苦しい展開。石川が伸び悩む展開に、5アンダー2位タイスタートの薗田峻輔がスコアを伸ばし単独首位に浮上した。

終盤は石川、薗田の一騎打ちとなり、17番パー5でバーディを奪った薗田が、この時点で2打差のリードを奪った。しかし、最終18番で薗田はボギーを叩き通算9アンダーでホールアウト。追いかける立場となった石川は、18番で執念のバーディを奪いプレーオフに突入する。

決着がついたのはプレーオフ4ホール目。薗田が1m弱のパーパットを外し、石川はパー。石川は自身初の大会連覇を果たした。

通算7アンダー単独3位はハン・リー(米国)、通算5アンダーの4位タイに貞方章男と、金庚泰(韓国)の2人。通算4アンダー6位タイに池田勇太松村道央の2人が並んだ。さらに1打差の通算3アンダー8位タイには藤田寛之キム・ドフン、ベ・ソンブンの好調を維持する韓国勢2人が並んでいる。

スタートホールでティショットを右に曲げ、ボギー発進とした石川遼。いきなり不穏な空気が漂う
苦手とするアウトコースでは、険しい表情が目立った
偶然同じ色のウェアとなった石川遼と松村道央。互いに笑い合ったという
最終組の谷口徹は精彩を欠き、石川遼にプレッシャーをかけられず
11番でチップインバーディを奪い、タイガーばりのガッツポーズ!
この日はミスショットも多く、スコアメイクに苦しんだ
距離の短い14番パー4では、ティショットをグリーン手前のバンカーに打ち込みボギーに
16番では3メートルのバーディパットを外し、ガックリ・・・
プレーオフ3ホール目、絶好のバーディチャンスを逃してうなだれる場面も
プレーオフで高校の先輩・薗田峻輔を破り、ガッチリと抱擁を交わす
フジテレビの本田朋子アナにチャンピオンブレザーを着させてもらう石川遼
一緒に撮影もしちゃいました!

2010年 フジサンケイクラシック