石川遼が単独首位に浮上! 1打差で久保谷が続く
2009/10/06 21:48
山梨県にある富士桜CCで開催されている、国内男子ツアー第12戦「フジサンケイクラシック」の2日目。初日に続き発生した濃霧の影響により、定刻から40分遅れで第1組がスタート。その後は天候も回復して競技はスムーズに進行し、夕闇が迫る中、なんとか全選手が第2ラウンドを終えることができた。
単独首位で決勝ラウンドに進んだのは、首位に4打差の4位タイからスタートした石川遼。ショットが安定していた石川は、グリーンを外したのは1度だけと、最後まで危なげの無いプレーを展開する。開幕前からポイントに掲げるパー5でも、2度の2オンに成功するなど3バーディを奪い、この日6バーディ、ノーボギー。自己ベストタイの「65」をマークし、通算8アンダーの単独首位に浮上した。
通算7アンダーの単独2位で続くのは、石川と同じ4位タイからスタートした久保谷健一。4番パー3では9番アイアンを使った技ありのチップインバーディを決めるなど、この日6バーディ、1ボギー。「下らないミスをしなければ、少しずつ伸びていくと思う」と、持ち前の安定感で首位奪取を狙う。
通算6アンダーの3位タイに、石川と同じ「65」をマークした武藤俊憲と、首位から陥落した井戸木鴻樹。通算4アンダーの単独5位に、17番パー5でチップインイーグルを決めるなど、終盤でスコアを伸ばした片山晋呉が続いている。4位タイからスタートした尾崎将司は「74」と崩れ、通算1オーバーの27位タイに後退。ディフェンディングチャンピオンの藤島豊和は予選落ちを喫している。