富田がコースレコードで首位発進!石川は105位と出遅れる
2009/08/20 20:10
国内男子ツアー第10戦「関西オープン」が、兵庫県にある宝塚ゴルフ倶楽部新コースで開幕した。大会初日は、32.5度と気温も上昇。強い日差しが照りつける炎天下での戦いとなった。
初日、コースレコードとなる「62」で単独首位に躍り出たのは、ツアー2勝目を目指す富田雅哉。インスタートのこの日、前半を5バーディで折り返すと、後半もバーディを積み重ねる。7番では「10アンダー出るんじゃないかと欲が出た」とOBを叩くも、きっちりとボギーで収めた。結局この日、10バーディ1ボギーの通算9アンダーで回った富田は、2位に3打差をつけて単独首位に立っている。
2位に続くのは、平塚哲二、小田孔明、宮里聖志の3選手。先週はタイでアジアンツアーに出場していたという平塚は、この暑さにも「全然大丈夫」と涼しい顔。8つのバーディを奪った小田は、「ドライバーがある程度曲がらなければ、ラフからでもバーディが獲れる。1日5アンダーの計算で、20アンダーになれば優勝だと思う」と攻めのゴルフで上位を目指す。
一方、ディフェンディングチャンピオンの石川遼は大苦戦。前半からドライバーがぶれ、11番、15番、そして折り返した1番では第2打をOBとしてしまう。後半に入って3バーディを取り返したが、ホールアウト後に11番のティショットがOBだったことが判明してトリプルボギーとされるなど、この日は4オーバーの105位に沈んだ。