2008年 ポルトガルマスターズ

A.キロスが抜群の安定感で快勝!

2008/10/20 11:26

ポルトガルのヴィクトリアGCで開催されている、欧州男子ツアー第41戦「ポルトガルマスターズ」の最終日。隣国スペインのアルバロ・キロスが、2位に3ストロークの差をつけ勝利を飾っている。

前日の残りラウンドと合わせて開催された最終日。最後に笑ったのは、キロスであった。未消化ホールを経て、最終ラウンドを迎えた段階で単独首位に立っていたキロス。スタートホールからバーディを奪うも、次のホールですぐにボギー。しかし、これまでの3日間同様、決してリズムを崩すことなく立ち直り、6バーディ、2ボギーでラウンド。通算19アンダーとして、優勝を手にしている。4日間通して、全て60台をマークしたのは、キロスを含めわずか2人。この安定感が優勝に結び付いたようだ。

キロスに続いたのは、ポール・ローリー(スコットランド)。7位タイからスタートしたローリーは、前半3連続バーディを奪うなどして一気にスコアを伸ばすも、キロスを追い詰めるほどの勢いはなく通算16アンダー。単独2位で大会を終えている。

3位タイには、ロス・フィッシャー(イングランド)、ロバート・カールソン(スウェーデン)、そして連覇を狙ったスティーブ・ウェブスター(イングランド)の3人。実力者の力量と、前回覇者の意地を見せ、それぞれ通算15アンダーで大会を終えている。

通算14アンダーの単独6位には、ジェームス・キングストン(南アフリカ)、続く通算13アンダーの7位タイには、ソレン・ハンセン(デンマーク)、サイモン・ダイソン(イングランド)ら3人が並んだ。

2008年 ポルトガルマスターズ