2008年 BMWアジアオープン

D.クラークが逃げ切り優勝!

2008/04/28 09:27

中国にあるトムソン上海浦東GCで開催されている、欧州男子ツアー第20戦「BMWアジア・オープン」の最終日。ダレン・クラーク(北アイルランド)が苦しみながらも逃げ切り、今季初優勝を手にしている。

前日単独首位に立ったクラークは、13番まで2バーディ、1ボギーと、我慢のゴルフで首位を堅守。しかし、14番でボギーを叩くと一気にリズムが崩れ、16番からは2連続ボギーでロバート・ジャン・ダークセン(オランダ)に並ばれてしまう。それでも最終18番、バーディを奪って通算8アンダー。ダークセンを振り切り、今季初勝利を飾った。

首位と1打差の単独2位からスタートしたダークセン。優勝するためには、攻めのゴルフが求められたが、他の選手同様、攻略に苦しむ。首位を走っていたクラークの失速もあり、一時は首位に並んだが、結局チャンスを物にできないまま最終ホールで振り切られ、通算7アンダー。単独2位で大会を終えている。

3位タイには、ロバート・ディンウィディ(イングランド)、W.T.リン(台湾)、フランシスコ・モリナリ(イタリア)の3人が通算5アンダーで並んだ。単独6位には通算4アンダーのヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。通算3アンダーの7位タイには、ジョン・ビッカートン(イングランド)、マーティン・カイマー(ドイツ)が並び、強豪が最終日に見せ場を作って大会を終えている。

2008年 BMWアジアオープン