キャメロン・スミス貫録V 久常涼は2位惜敗 川村昌弘と金谷拓実7位
2022/11/27 16:58
◇欧州男子◇フォーティネット オーストラリアPGA選手権 最終日(27日)◇ロイヤルクイーンズランドGC(オーストラリア)◇7134yd(パー71)
欧州ツアーの2023年シーズン開幕戦とオーストラリアツアーを兼ねる一戦は雷による中断を挟みながら最終ラウンドが行われ、首位スタートのキャメロン・スミス(オーストラリア)が4バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算14アンダーで逃げ切って世界ランキング3位の貫録を示した。
2018、19年と連覇したオーストラリアのナンバーワンプロゴルファーを決める大会で3勝目。9月に移籍した新リーグ「LIVゴルフ」ではボストンでの大会を制したが、主要ツアーではメジャー初優勝を飾った7月「全英オープン」以来のタイトルとなった。欧州ツアーでは通算4勝目。
6打差11位から出たツアールーキーの久常涼が1イーグル6バーディ、2ボギーの「65」をマーク。一気にスコアを伸ばして首位に迫ったが、ジェイソン・スクリブナー(オーストラリア)と並ぶ11アンダー2位。初優勝には届かなかった。
3打差2位につけて最終日最終組に入った川村昌弘は3バーディ、4ボギーの「72」と落とし、久常と同じ11位から3バーディ、1ボギーの「69」で回った金谷拓実とともに、7アンダー7位で終えた。
アダム・スコット(オーストラリア)は4アンダー28位で終えた。