2007年 全英オープン

ついに打倒タイガーなるか? S.ガルシアが6アンダー単独首位!

2007/07/20 00:00

海外男子メジャー第3戦「全英オープン」が、スコットランドのカーヌスティGLで開幕した。このコースが全英の舞台になるのは1999年大会以来。前回大会の覇者ポール・ローリー(スコットランド)は、大会3連覇を狙うタイガー・ウッズと同じ組でラウンドした。

注目のタイガーは1番のティショットをラフに入れたが、このホールを問題なくパーで切り抜けると3番でバーディを奪った。そして6番パー5でイーグルを奪い、首位争いに早くも名を連ねた。ところが、その後はスコアを伸ばせず2アンダー止まり。初日は8位タイと無難な位置につけた。

この日は多くの選手がスコアを伸ばしたが、もっとも伸ばしたのはセルヒオ・ガルシア(スペイン)だった。10番までに3つのバーディを奪うと、12番から3連続バーディを奪い6アンダー。16番でこの日唯一のボギーを叩いたが、17番で再びバーディを奪い6アンダーでホールアウト。2位に2打差をつけて単独首位に立った。

4アンダー単独2位は、6バーディ、2ボギーでラウンドしたポール・マギンリー(アイルランド)。さらに1打差の3アンダー3位タイにはマイケル・キャンベル(ニュージーランド)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)など5人が並んでいる。カブレラは全米オープンに優勝したばかりだが、ショットの安定は健在。メジャー2連勝を狙える好スタートを切った。

今大会日本からは6名が出場。賞金王の片山晋呉は欠場となったが、各選手が健闘を見せている。中でももっとも上位スタートを切ったのは佐藤えいちだった。3番から4連続バーディを奪うと、その後は4連続ボギーを叩くなど派手なゴルフを展開。それでもイーブンパーの25位タイと上々の滑り出しを見せた。

2007年 全英オープン