プレーオフにもつれ込みながらもR.グリーンが優勝を飾る!手嶋多一は18位タイ
2007/06/11 00:00
オーストリアにあるフォンタナGCで開催されている、欧州男子ツアー第26戦「BA-CAゴルフオープン」の最終日。優勝の行方は、通算16アンダーで並んだリチャード・グリーン(オーストラリア)とジーン・フランソワ・レメシー(フランス)によるプレーオフまでもつれ込んだが、これを制したグリーンが見事優勝を飾っている。
単独の首位からスタートしたグリーンは、この日3番でいきなりダブルボギーを叩く苦しい展開に。その後はバーディを重ね巻き返すが、最終18番で痛恨のボギー。それでも8位タイから一気に追い上げを見せたレメシーとのプレーオフを制し、1997年ぶりとなる欧州ツアー2勝目を達成した。
単独の2位には、そのプレーオフで惜しくも敗れたレメシーが通算16アンダー。続く3位タイには、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)、マイケル・ジョンゾン(スウェーデン)、クリス・ゲン(イングランド)の3人が通算15アンダーでフィニッシュしている。
注目の日本勢では、28位タイからスタートした手嶋多一が、この日6バーディ、1ボギーと5つスコアを伸ばして、通算9アンダーの18位タイまで浮上。4戦連続で予選落ちを喫していただけに、今大会の結果が復調のきっかけとなりそうだ。その他注目選手では、リー・ウェストウッド(イングランド)が通算1アンダーの52位タイとして、今大会を終えている。