2007年 TCLクラシック

C.ニラトが完全優勝を達成!手嶋多一は6位タイフィニッシュ!

2007/03/18 00:00

中国の海南島にあるヤロンベイGCで行なわれている、欧州男子ツアー第15戦「TCLクラシック」の最終日。通算22アンダーでチャプチャイ・ニラト(タイ)が、4日間トップを守る完全優勝を達成した。

2位に5打差をつけてスタートしたニラトは、この日も2バーディ、1ボギーでスコアを1つ伸ばす堅実なプレーを展開。前日からの貯金を活かし、後続に3打差をつける圧勝劇だった。15歳でプロ転向し、2005年から本格参戦したアジアンツアーで何度も優勝争いを演じていた23歳の新鋭が、欧州ツアーの大舞台で嬉しいツアー初優勝を飾った。

通算19アンダーの単独2位には、スコアを4つ伸ばしたラファエル・チェンキー(アルゼンチン)が入り、通算17アンダーの単独3位にはプラヤド・マークセン(タイ)が食い込んだ。

ツアー初制覇へ向けて2位タイからスタートした手嶋多一は、この日3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでスコアを1つ落とし、最終的に通算15アンダーの6位タイでフィニッシュ。後半に失速はしたものの、欧州ツアー自己最高位で終える健闘を見せた。有力選手では、イングランドのリー・ウェストウッドが通算14アンダーの9位タイ。ニック・ドハティ(イングランド)は、通算13アンダーの13位タイで競技を終えた。

2007年 TCLクラシック