ローズが出場試合2連勝 全英オープンへ弾み
2014/07/14 05:55
◇欧州男子◇アバディーンアセットマネジメント スコットランドオープン 最終日◇ロイヤルアバディーン(スコットランド)◇6867ヤード(パー71)
10アンダーの首位タイから出たジャスティン・ローズ(イングランド)が6バーディ、ノーボギーの「65」をマークして通算16アンダーとし、後続に2打差をつけて欧州ツアー今季初優勝を飾った。
2013年の「全米オープン」覇者は出だし6ホールで4バーディを決めて早々に逃げ切り態勢を築いた。6月の米ツアー「クイッケンローンズ・ナショナル」以来、自身の出場試合における2連勝。世界ランクは3位に浮上し、次週の海外メジャー今季第3戦「全英オープン」でのナショナルタイトル獲得へ勢いを付けた。
通算14アンダーの2位にクリストファー・ブロバーグ(スウェーデン)。ローズと同じトップで最終日を迎えたマーク・ウォーレン(スコットランド)は「70」と1ストローク伸ばすにとどまり、通算11アンダーの3位に終わった。
今大会は10位タイまでの上位3選手(有資格者を除く)に全英の出場権を付与。ブロバーグのほか、10アンダー4位タイのティレル・ハットン(イングランド)、9アンダー8位タイのスコット・ジェイミソン(スコットランド)がメジャーチケットを手に入れた。
リッキー・ファウラー(米国)が「65」をマークして8位フィニッシュ。昨年の全英王者フィル・ミケルソン(米国)は大会連覇こそならなかったが、8バーディ、2ボギーでまとめ通算8アンダーの11位タイで“前哨戦”を終えた。ロリー・マキロイ(北アイルランド)はポール・ケーシー(イングランド)と同じ7アンダー14位だった。