P.ハリントンが単独首位!タイガーは8位タイ!日本勢は下位に沈む
WGC(世界ゴルフ選手権)の第3戦「WGCブリヂストンインビテーショナル」が、オハイオ州のファイヤーストーンCCで開幕。6アンダーでパドレイグ・ハリントン(アイルランド)が単独首位。タイガー・ウッズは2アンダー、8位タイにつけている。
世界中のトッププレーヤーが集う今大会。中でも注目は2年ぶりの出場となるタイガー。序盤の2番からバーディを決める好スタートを切ったが、8番ではボギー。イーブンで迎えた後半は12番から連続バーディをマークし、2アンダーでホールアウト。セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ハンター・メイハンらと並び、8位タイとまずまずのポジションで初日を終えている。昨年は膝の故障で4連覇を前に無念の欠場。それだけに今年にかける意気込みはかなりのものがあるはずだ。タイガーの動向から目が離せない。
首位に立っているのはハリントン。インの前半はスタートホールからバーディを決めるなどして2アンダーで折り返し。アウトの後半もスタートから連続バーディをマーク。終盤にも連続バーディを決め、ノーボギーの6アンダーでフィニッシュ。昨年の「全英オープン」、「全米プロゴルフ選手権」を制した男子ゴルフ界きっての実力者が、単独首位でスタートを切った。
首位と2打差の4アンダー、2位タイには、プラヤド・マークセン(タイ)、ティム・クラーク(南アフリカ)、スコット・バープランクの3人。ノーボギーでラウンドしたバープランクに対し、クラークは2ボギー、マークセンは3ボギーと、波を乗り越えてのスコア。安定感がカギを握ることになりそうだ。
続く3アンダー、5位タイには、スティーブ・ストリッカー、ザック・ジョンソン、イアン・ポールター(イングランド)の3人。日本から出場している片山晋呉は2バーディ6ボギー、五十嵐雄二はバーディなしの4ボギーと苦戦。4オーバー、66位タイで初日を終えている。