N.ドハティ、鮮やかな逆転優勝!
2009/06/29 08:35
ドイツにあるミュンヘン・ノード・アイヘンリードGCで開催されている、欧州男子ツアー第27戦「BMWインターナショナル・オープン」の最終日。3位タイからスタートしたニック・ドハティ(イングランド)が、逆転で今季初優勝を挙げている。
3位タイで最終日を迎えたドハティ。スタート時点で首位とは3ストロークの差があったが、いきなりの3連続バーディであっさりと首位を捕らえる。その後は6番でボギーを叩いた以外はこれといったミスもなく、後半に入ってからも、13番からこの日2度目の3連続バーディをマーク。通算22アンダーまでスコアを伸ばし、先行していたラファ・チェンキー(アルゼンチン)をかわし、今季初勝利を手にしている。
9位タイからスタートしたチェンキー。前半は3バーディ2ボギーと落ち着かない内容であったが、後半に入り11番でイーグルをマークするとプレーが一変。その後12、13番と連続バーディをマークすると、15、17番でもバーディ。迎えた最終18番はこの日2度目となるイーグルでフィニッシュ。猛烈なチャージで通算21アンダーとしたが、好位置からスコアを伸ばしたドハティにトップを譲り、単独2位で大会を終えている。
最終日の注目の的となっていたレティーフ・グーセン(南アフリカ)と、ドイツゴルフ界の重鎮ベルンハルト・ランガーの優勝争いは、両者共にこの3日間で見せてきたキレがなく、グーセンは1つスコアを伸ばしただけの通算18アンダー、単独3位。ランガーはイーブンパーでラウンドし、通算15アンダーのまま、9位タイフィニッシュとしている。