2013年 ボルボワールドマッチプレー選手権

G.マクドウェルが頂点へ 昨年の雪辱を果たす

2013/05/20 08:54
頂点に立ったのはG.マクドウェル。昨年、決勝戦で敗れた雪辱を果たした(Ross Kinnaird /Getty Images)

◇欧州男子◇ボルボワールドマッチプレー選手権 最終日◇トラシアンクリフゴルフ&ビーチリゾート(ブルガリア)◇7,291ヤード(パー72)

最終日はベスト4進出を決めた4人による準決勝と、引き続き決勝戦が行われた。準決勝第1試合では、ここまで黒星無しのトンチャイ・ジェイディ(タイ)と、トーマス・エイケン(南アフリカ)が対戦。序盤からジェイディが連続アップでポイントを先取し、3&2でエイケンを制した。

第2試合では、ジェイディ同様に全勝で勝ち上がってきたグレーム・マクドウェル(北アイルランド)とブランデン・グレース(南アフリカ)が対戦。マクドウェルが前半で3アップのリードを奪って主導権を握り、3&2でグレースを下した。

ジェイディと、マクドウェルで迎えた決勝戦では、ジェイディが2アップを奪ってリードするが、中盤からマクドウェルが応戦しオールスクエアに。終盤の14番、15番で連続アップを奪い2&1でマクドウェルがこの戦いを制し、昨年決勝戦で敗れた雪辱を果たした。マクドウェルは4月の米国男子ツアー「RBCヘリテージ」でシーズン初勝利を飾り、この勝利で今季2勝目、さらに今大会における北アイルランドの出身選手の優勝は初という快挙で飾った。

2013年 ボルボワールドマッチプレー選手権