1日で36ホールは終わらず、最終日まで持ち越し！

欧州ツアーの最終戦『ボルボマスターズ・アンダルーシア』がスペインのソトグランデにあるクラブ・デ・ゴルフ・バルデラマで開催されているが、大会2日目は悪天候のためプレーできなかった。3日目に2日分の36ホールをラウンドする予定になったが、日没のためサスペンデッド。最終日も早朝から選手たちがコースに現れることになった。

第2ラウンドを終了した時点で首位は、フレデリック・ヤコブセン。初日64ストロークでラウンドした貯金があったため、9アンダーで決勝ラウンドに入った。ところが、第3ラウンドでは3番パー3でダブルボギーを叩き出鼻をくじかれてしまった。続く4番ホールから4連続バーディを奪い一気にスコアを伸ばすかとも思われたが、12番パー3でこの日3つ目のボギーを叩いてしまった。13番ホールの入ったところでサスペンデッドになり、スタート時の9アンダーは変わらず2位の後退している。

代わって首位に浮上してきたのは、地元スペインのカルロス・ローダイルズだ。初日に4アンダー3位と好スタートを切り、第2ラウンドでもダブルボギーを1つ叩いたが3ストローク伸ばし2位に浮上。そして、第3ラウンドに入ると5バーディ、1ボギー。ヤコブセンと同じく最終組でラウンドするローダイルズが2位と2打差の11アンダーで暫定首位に立った。

その他のスペイン勢だが、ホセ・マリア・オラサバルが、13番ホールまで消化し2アンダーの7位。セルヒオ・ガルシアは16番ホールまで進み1アンダー8位。首位とは10打差に広がってしまったが、最後までガッツを見せてもらいたい。