S.ハンセン首位浮上! 地元のM.ラフィーバーが1打差
2003/10/12 09:00
オランダのヒルバーサムにあるヒルバーサムシュGCで開催されている、2003年の欧州ツアー第36戦『オランダオープン』の3日目。前日9アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に浮上したフレデリック・ウィドマークは、この日5オーバーの75でラウンドし、一気に25位まで転落した。6番ホールでダブルボギーを叩き、ボギーも6つ。予選2日間とは比べものにならないような崩れ方だった。
代わって首位に浮上したのはデンマークのソレン・ハンセンだった。初日2アンダー32位と少し出遅れたハンセンだが、2日目に5ストローク伸ばし2位に浮上。そして3日目は、前半1オーバーでスコアを伸ばせなかったが、後半だけで5ストローク伸ばし通算11アンダーで単独首位に立った。前日と同じように12、14、15、17番でバーディ。昨年のアイリッシュオープン以来となるツアー2勝目を狙う。
1打差の10アンダー2位に浮上したのは地元オランダのマーテン・ラフィーバーだ。4アンダーの18位からスタートしたラフィーバーは、前半からバーディラッシュを展開。10番ホールまでの6つのバーディを奪い、この時点では単独首位に浮上していた。ところが、首位に立ったハンセンとは正反対で、後半スコアを伸ばせずそのままホールアウトになった。ラフィーバーはツアー優勝の経験が無いが、地元でその栄誉を掴むことができるか注目される。
さらに1打差の9アンダーには、ウェールズのジミー・ドナルドソンとアイルランドのゲーリー・マーフィーが並んでいる。このコースは5アンダー以上も出やすいため、上位につけた選手でなくても優勝を狙うチャンスが多いにある。メジャーどころの選手もいないため、誰が伸ばしてくのか予想もつかない。