地元オランダのダークセン、ラフィーバーに注目！

2003年の欧州ツアー第36戦『オランダオープン』が10月9日（木）から10月12日（日）までの4日間、オランダのヒルバーサムにあるヒルバーサムシュGCで開催される。この大会は1973年から始まった大会で、今年31回目の開催を迎える。昨年、一昨年は「ザ TNT オープン」という名称になっていたが、3年ぶりにダッチオープン、いわゆるオランダオープンに名称が戻された。

昨年の大会はドイツのT.ディアが初日に10アンダーの「60」をマークした。その後は少し伸び悩んだが、首位を明け渡すことなく通算17アンダーをマークし、2001年「ノースウェストアイランドオープン」以来のツアー2勝目を飾った。

先週、米国で世界ゴルフ選手権のアメックス選手権が行われたため、多くのトッププロは移動の時間を考え今週の試合に辞退している。ランキング上位選手にとっては、来週行われる「ワールドマッチプレー選手権」に照準を絞っている選手も多い。

今週の注目は地元オランダの選手。まずは、今シーズン3月に行われた「ドバイデザートクラシック」でツアー初優勝を果たしたロバート・ジャン・ダークセン。最終日に7ストローク伸ばし、絶好調のアーニー・エルスを1打差で逆転しての優勝は見事だった。

そしてもう1人、マルテン・ラフィーバーにも注目したい。今シーズンの最上位は開幕戦「BMWアジアンオープン」での3位。シーズン後半に入り、現在9試合連続で予選通過を果たしている。先々週の「ダンヒル選手権」では、4日間60台をマークし通算17アンダーで4位に入った。地元勢がファンの声援に応えられるのだろうか。

【注目の出場予定選手】
R.J.ダークセン、M.ラフィーバー、A.コルタート、M.A.ヒメネス