H.ステンソンが3年半ぶりの勝利を懸けて、単独首位で最終日へ
2012/11/18 09:17
◇欧州男子◇SAオープン選手権 3日目◇セレンゲティGC(南アフリカ)◇7,761ヤード(パー72)
大会2日目のサスペンデッドによる未消化ホールからスタートした3日目、暫定首位でホールアウトしていたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が、通算16アンダーの単独首位に立っている。
ここまで欧州ツアー通算6勝(欧米通算7勝)を挙げているステンソンは、2009年の米国ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」から勝利に見放されている。欧州のフィールドでは2007年の「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」が最後。
この日は6バーディ、3ボギーと3日間60台の安定したプレーで、後続に3打のリードで首位をキープすると、「明日は自分のプレーに集中し、優勝したい」と約3年半ぶりの優勝に意欲を見せた。現在賞金ランク59位とボーダーラインにいるステンソンだが、同ランク60位までに与えられる来週のツアー最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」の出場権獲得にも大きく前進している。
通算13アンダーの2位タイには、この日コースレコード「63」をマークしたジョージ・クッツェー(南アフリカ)、マグナス・A・カールソン(スウェーデン)の2選手、通算10アンダーの単独4位にはダレン・フィチャート(南アフリカ)、通算9アンダーの単独5位にはメリック・ブレムナー(南アフリカ)が続いている。
そのほか、メジャー覇者のマーティン・カイマー(ドイツ)が「68」をマークし、通算8アンダーの6位タイに浮上したほか、チャール・シュワルツェル(南アフリカ)は通算6アンダーの13位タイとなった。