1年目のキム・シーワンが一歩抜け出す

◇欧州男子◇セントオマール・オープン2日目◇セントオマールGC（フランス）◇6,248ヤード（パー71）

今季欧州ツアー参戦1年目となる韓国のキム・シーワンが、2週間前に経験した不運を埋め合わせるような好プレーを見せている。

ウォルトン・ヒースで開催された全米オープン予選会。キムがつかみかけた出場権はわずかに指の間から滑り落ちた。5人中4人が出場権を得られるプレーオフでの敗退。キムはサンフランシスコに旅立つ代わりに、セントオマールへと足を向けた。

キムは初日に「67」、2日目も3バーディ1ボギーの「69」と2つスコアを伸ばして通算6アンダーへ。「今週は少し運があるかな」と、2日目を終えて首位に立つ。「ここで良いプレーができれば埋め合わせになる。先週のお釣りが来るといいね」。

通算5アンダー、1打差の2位につけるのは南アフリカのダレン・フィチャード。通算3アンダーの3位タイには、初日首位に立っていた二人、アダム・ジーとサイモン・ウェイクフィールドが共に1つスコアを落として続いている。