2012年 ボルボワールドマッチプレー選手権

スペイン3強が揃って決勝ラウンドに進出 平塚は敗退

2012/05/19 08:43
セルヒオ・ガルシアは2日目に平塚哲二を破って2連勝。決勝ラウンドへ進んだ。(Ross Kinnaird/Getty Images)

◇欧州男子◇ボルボワールドマッチプレー選手権2日目◇フィンカコルテシンGC(スペイン)◇7290ヤード(パー72)

大会2日目は午前と午後に、8グループ(各3選手ずつ)それぞれの総当たり戦、残り16試合が行われた。

日本の平塚哲二はこの日2試合に登場。午前はアルバロ・キロス(スペイン)と対戦したが、1番で平塚がアップを奪って先行するも、2番、3番では2連続ダウンとして逆転を許した。その後はキロスの連取が続くなど、5&4で敗戦となった。午後は同じくスペイン勢のセルヒオ・ガルシアと対戦。前半、平塚が2アップとリードを奪ったが、中盤からガルシアが猛攻を開始すると4&2で再び敗戦し、予選ラウンドで姿を消している。

また午前の対戦に出場したラファエル・カブレラベローも、初日にメジャー覇者のマーティン・カイマー(ドイツ)を破り、2日目のこの日はリチャード・フィンチ(イングランド)と対戦。序盤から3アップを奪うなど4&2で勝利し、スペイン3強が揃って決勝ラウンドに駒を進めている。

そのほか、ディフェンディングチャンピオンのイアン・ポールター(イングランド)は、同郷のトム・ルイスと激突。前半はオールスクエアと一進一退の攻防を続けるも、後半に4アップを奪い、4&3で王者の貫禄を見せつけグループトップ通過を果たしている。

明日19日(土)の決勝ラウンドは、トーナメント1回戦8試合と準々決勝の4試合が行われる。各プールの順位は以下の通り。1位、2位の選手が決勝ラウンドに進む。

【プール バレステロス】
1位:R.カブレラベロー、2位:R.フィンチ、3位:M.カイマー

【プール プレーヤー】
1位:I.ポールター、2位:T.ルイス、3位:J.センデン

【プール マコーマック】
1位:B.スネデカー、2位:T.ビヨーン、3位:B.グレース

【プール ガブリエルソン】
1位:J.ローズ、2位:R.ロック、3位:D.クラーク

【プール ラーソン】
1位:G.マクドウェル、2位:R.カールソン、3位:J.クルーガー

【プール ウーズナム】
1位:S.ガルシア、2位:A.キロス、3位:平塚哲二

【プール ノーマン】
1位:P.ローリー、2位:C.ビジェガス、3位:P.ハンソン

【プール パーマー】
1位:R.グーセン、2位:N.コルサート、C.シュワルツェル

2012年 ボルボワールドマッチプレー選手権