2012年 バランタイン選手権

B.ウィスバーガーが単独首位に! B.サンムンが急浮上

2012/04/28 09:44

◇欧州男子◇バランタイン選手権2日目◇ブラックストーンGC(韓国)◇7,302ヤード(パー72)

オーストリア出身のベルント・ウィスバーガー(オーストリア)がリーダーズボードを駆け上がった。7バーディ、ノーボギー、この日のベストスコアとなる「65」をマーク。18位タイから通算7アンダー単独首位へのジャンプアップを遂げ、初タイトルに向け大きな一歩を踏み出しだ。

ウィスバーガーがツアー初勝利にもっとも近づいたのは、昨年8月の「ジョニーウォーカー選手権 at グレンイーグルス」。最終日に5人のプレーオフに残ったものの、トーマス・ビヨーン(デンマーク)に惜敗を喫した。2010年には下部ツアーで2勝、ツアー初勝利も間近とされる26歳が、今週の主役となり得るか。

通算6アンダーの単独2位にマーカス・フレイザー(オーストラリア)、1打差の単独3位にオスカー・フローレン(スウェーデン)が続く。母国タイトルを狙う韓国勢の最上位は、通算3アンダーの7位タイにつけるヤン・ジホ。今季から米ツアーを主戦場とするベ・サンムンは「68」とスコアを伸ばし、通算1アンダーの19位タイ。予選カットラインが背後に迫っていた58位タイからの急浮上を果たした。また、通算4オーバーの64位タイで終えたキム・キョンテも、カットライン上ながら辛くも決勝ラウンドへの進出を決めている。

日本勢では、片岡大育が通算6オーバーの90位タイで予選落ち。平塚哲二は5ホールを終えた時点で途中棄権となった。

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