H.メイハンがR.マキロイを破り頂点に!
2012/02/27 09:18
◇世界ゴルフ選手権◇WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 最終日◇リッツカールトンGC(アリゾナ州)◇7791ヤード(パー72)
午前に行われた準決勝2試合は、世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が同3位のリー・ウェストウッド(イングランド)を3&1で撃破。ハンター・メイハンとマーク・ウィルソンという米国勢同士の対決はメイハンが2&1で勝ち進み、決勝はマキロイとメイハンという顔合わせとなった。
マキロイ22歳、メイハン29歳。今大会の歴史において初の20代対決となった決勝戦は、メイハンが6番(パー3)から3連続でアップを奪い主導権を握る。さらに10番もメイハンが獲り4アップ。マキロイの追い上げにあって2アップまで詰め寄られたが、メイハンが17番をパーで分け合い2&1で勝利。米国勢では08年のタイガー・ウッズ以来4年ぶりの頂点に立ち、2010年「WGCブリヂストンインビテーショナル」に次ぐ自身2つめのWGCタイトルを手にした。
一方、準決勝で世界3位という壁を打ち破り頂点は目前まで迫っていたマキロイ。4ダウンで迎えた11番ではグリーン手前花道からチップインイーグルを奪う見せ場も作ったが、序盤のビハインドを取り戻すには至らず、タイトルまであと一歩及ばなかった。
3位決定戦はウィルソンがウェストウッドを1UPの僅差で破り、最終18番までもつれこむ接戦を制した。