2011年 BMW PGA選手権

L.ドナルドがL.ウェストウッドとの直接対決制し世界1位へ!

2011/05/30 10:40
ウェストウッドをプレーオフで下し世界一の座が決定したルーク・ドナルド(Warren Little/Getty Images)

イングランドのウェントワースクラブで行われている、欧州男子ツアー第23戦「BMW PGA選手権」の最終日。現在のワールドランキング首位リー・ウェストウッド(イングランド)と、同2位のルーク・ドナルド(イングランド)のプレーオフが行われ、ドナルドが1ホール目でウェストウッドを下し大会制覇と共に、週明けに発表される世界ランキングで1位の座に上り詰めることになる。

通算3アンダー3位タイでスタートしたウェストウッド(イングランド)が最終組の1つ前でラウンドし、通算6アンダーでホールアウト。5アンダー首位タイ、最終組のドナルド(イングランド)は1番、2番で連続ボギーをたたくが、その後は立ち直りスコアを1つ伸ばし、ウェストウドに並んでホールアウトした。

プレーオフは18番パー5で行われ、その1ホール目にウェストウッドはティショットを右に曲げ、その後もグリーン手前の池に入れてしまうなどダブルボギーの「7」を記録。対するドナルドは着実に3オンさせ、バーディを奪って決着をつけた。

通算4アンダーの単独3位は同じくイングランドのサイモン・ダイソン。さらに2打差の通差2アンダー4位にはマーカス・フレイザー(オーストラリア)など3人が並んでいる。ドナルドと並び首位タイからスタートしたイタリアのマッテオ・マナッセロは、4ストローク落として通算1アンダーの7位タイに終わった。

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