T.ビヨーンがツアー11勝目!M.カイマーは伸ばせず
2011/02/07 09:19
カタールにあるドーハGCで開催されている、欧州男子ツアー第7戦「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」の最終日。通算6アンダー、首位と5打差の5位タイからスタートしたアルバロ・キロス(スペイン)が、猛チャージをかけた。
前半の5番でバーディを奪い、さらに10番、11番では連続バーディ、14番でもスコアを伸ばして、通算11アンダーでスタートしたデンマークのトーマス・ビヨーンに1打差まで迫った。ところが、15番、17番と勝負どころでボギーを叩き、16番、18でもバーディを奪ったが通算10ンダーの単独2位に終わった。
対するビヨーンは1番から14番まで全てパープレー。1打差に迫られたものの、焦ることなく15番、17番、そして最終18番と3つのバーディを奪い、通算14アンダーでホールアウト。終わってみれば2位に4打差をつける圧勝でツアー通算11勝目を果たした。
通算9アンダーの3位には、ラファエル・カブレラベロ(スペイン)とマークス・ブライヤー(オーストリア)の2人。通算8アンダーの単独5位にイングランドのデビッド・ハウエル。大会連覇を狙ったスウェーデンのロバート・カールソンは、スコアを2つ落とし通算6アンダーの6位タイに終わった。
また、この大会でワールドランキング1位のリー・ウェストウッドが予選落ちとなった。現在2位のマーティン・カイマーが2位以内に入れば逆転の可能性もあった。しかし、最終日にスコアを1つしか伸ばせず、通算2アンダーの28位タイに終わったため、逆転のチャンスは次週以降にお預けとなった。