2011年 コマーシャルバンク・カタールマスターズ

T.ビヨーンが首位浮上!M.カイマーも伸ばす

2011/02/06 09:33
「66」をマークし、単独首位に浮上したT.ビヨーン(Ross Kinnaird/Getty Images)

カタールにあるドーハGCで開催されている、欧州男子ツアー第7戦「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」の3日目。デンマークのトーマス・ビヨーンが通算11アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に浮上した。

5アンダー3位タイでスタートしたビヨーンは、1番でバーディを奪うが、前日5連続バーディを奪った2番から6番は全てパー。続く7番でバーディを奪い7アンダーと伸び悩んでいた。しかし、後半の14番でバーディ、そして16番からの上がりホールを3連続バーディで締めくくり首位の座に着いた。

一方、7アンダーの首位からスタートしたオーストリアのマークス・ブライヤーは、終盤まで5バーディ、1ボギーで通算11アンダーまでスコアを伸ばしてきたが、最終18番でボギーを叩き、首位と1打差の単独2位に後退している。

通算8アンダーの単独3位は、大会連覇を狙うスウェーデンのロバート・カールソン。通算7アンダー単独4位は南アフリカのトーマス・エイケン。通算6アンダー5位タイにアルバロ・キロス(スペイン)とリチャード・フィンチ(イングランド)の2人が並んでいる。上位6人は全て国籍が異なる、欧州ツアーならではの展開だ。

また、現在ワールドランキング2位で、今週2位以上になれば1位も見えるドイツのマーティン・カイマーは、この日4ストローク伸ばして57位タイから28位タイまで浮上してきた。しかし、通算1アンダーから現在2位の10アンダーまではスコアがかけ離れているため、今週で世界ナンバー1になるのは難しそうだ。

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