2011年 コマーシャルバンク・カタールマスターズ

M.ブライヤーが首位浮上!世界ランク上位は波乱

2011/02/05 10:09
世界ランク上位選手たちの苦戦を尻目に、単独首位に浮上したM.ブライヤー(Andrew Redington/Getty Images)

カタールにあるドーハGCで開催されている、欧州男子ツアー第7戦「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」の2日目。日没サスペンデッドでホールアウトできなかった7名が早朝からプレーを行い、その後第2ラウンドがスタートした。

この日スコアを伸ばしたのはオーストリアのマークス・ブライヤー。6バーディ、ノーボギーで通算7アンダーの単独首位に浮上した。2006年、07年に欧州ツアーで1勝ずつ果たしているブライヤーが決勝ラウンドでもスコアを伸ばすか注目される。

首位と1打差の通算6アンダー単独2位は、南アフリカのダレン・フィチャート。この日4つのボギーを数えたが8つのバーディを奪った。さらに1打差の通算5アンダー3位タイにトーマス・ビヨーン(デンマーク)、ロバート・カールソン(スウェーデン)、リチャード・フィンチ(イングランド)の3人が並んでいる。

ベテランのビヨーンは、2番から5連続バーディを奪うなど、首位のブライヤーを上回る7アンダーをマーク。2オーバーの34位タイから一気に順位を上げてきた。また、カールソンは大会連覇に向け、好位置をキープしている。

初日に自身の誕生日を祝うようにスコアを伸ばして暫定首位に立った南アフリカのレティーフ・グーセンは、スコアを1つしか伸ばせず通算4アンダーの6位タイに後退。ワールドランキング2位のマーティン・カイマーは通算3オーバーの57位タイでぎりぎり予選を通過。同1位のリー・ウェストウッド(イングランド)はスコアを崩し、通算4オーバーの77位タイで予選落ちとなった。

2011年 コマーシャルバンク・カタールマスターズ