エルスが2桁に乗せ首位奪取!タイガーは停滞
2004/10/02 09:00
アイルランドにあるマウントジュリエットエステートキルケニーで開催されている、WGC(世界ゴルフ選手権)「WGC アメリカンエキスプレス選手権」の2日目。この大会は世界のトッププレーヤーにしか出場資格が与えられないだけに、熾烈な上位争いが繰り広げられている。
初日の後半にスコアを伸ばしていたエルスは勢いをそのままに、出だしの1番から4番まで4連続バーディを奪ってロケットスタートを決める。その後も順調にバーディを積み重ねてこの日のベストスコア「64」をマーク。通算11アンダー、16位タイから首位に踊り出た。
首位を2打差で追う通算9アンダーの2位タイには、今季欧州ツアーで4勝を挙げているミゲル・アンヘル・ヒメネスと初日首位のトッド・ハミルトン。ヒメネスは前半スコアを伸ばせず苦しい展開だったが、後半1イーグル2バーディを奪って上位をキープした。またハミルトンは、前半順調にスコアを伸ばすも後半に伸び悩んでしまい、首位の座を奪われてしまった。
一方、大会3連覇の期待がかかるタイガー・ウッズ。初日4アンダーの8位タイにつけたが、ホールアウト後のインタビューで、先週痛めた左肩の痛みが治まらない様子。この日も前半でスコアを3つ伸ばすも、初日と同じく後半でスコアに伸び悩み、この日はスコア「70」でホールアウト。通算6アンダーの9位タイと停滞した。
そのほか日本勢では、丸山茂樹が4バーディ2ボギーのラウンドで、通算4アンダーの18位タイに浮上。片山晋呉は4つスコアを落として通算11オーバーの68位で2日目を終えている。