D.カーターら3人が首位に並ぶ!1打差にS.ガルシアら強豪が続く
2005/09/02 09:00
欧州男子ツアー第34戦「オメガ欧州マスターズ」が、スイス、クラン・シュル・シエールGCで開幕。初日、6アンダーでトップに立ったのが、ゲーリー・ヒューストン(ウェールズ)、ヤルモ・サンデリン(スウェーデン)、デビッド・カーター(イングランド)の3人。これに1打差で、強豪のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、昨年の覇者ルーク・ドナルド(イングランド)ら3人が続く混戦となっている。
この日、首位に躍り出た選手の中でも、抜群の安定感を見せたのがカーターだ。7番、8番での連続バーディを含め、要所で6つのバーディを奪取。しかもノーボギーという完璧なプレーでホールアウト。他の2選手がボギーを叩いているだけに、その内容がひと際光っている。まさに最高の滑り出しだ。
さらに1打差の5アンダーで、4位タイという好ポジションにつけている、ガルシアとドナルドからも目が離せない。ガルシアは、5番から7番で3連続バーディを奪うなど、持ち前の爆発力を発揮。10番で1つボギーを叩いたものの、計6つのバーディと素晴らしいプレーで初日を終えている。一方のドナルドも、14番から16番にかけての3連続バーディを含め、計7つのバーディとチャージを見せた。4番と17番の2つのボギーが悔やまれるが、2連覇へ向けて絶好のスタートと言っていい。
そのほかの注目選手では、強豪のミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が、イーブンパーの50位タイ、イアン・ウーズナム(ウェールズ)も1オーバーの72位タイと、やや出遅れている。