N.ファスが逆転優勝を飾る!佐藤信人は67位タイ
2005/02/14 09:00
ニュージーランド、オークランドにあるガルフハーバーCCで行われている、欧州男子ツアーの第6戦「HNZオープン」の最終日。3日目に失速していたニクラス・ファスが最終日に猛チャージをかけてきた。
首位と4打差の通算13アンダーからスタートしたファスは、前半だけで1イーグル3バーディの猛攻を見せ上位陣を脅かすと、後半さらに4つのバーディを奪い通算22アンダーでホールアウトした。
一方、通算17アンダーの首位からスタートしたオリバー・ウィルソンは、後続勢が追い上げを図るなか、スコアを伸ばせず苦しい展開が続く。結局最終日で2つスコアを落としてしまい、通算15アンダーの7位タイで初優勝はお預けとなった。
このまま、ファスの大逆転優勝かに思われたが、通算16アンダー2位スタートのマイルズ・タニクリフが6、8、10番でバーディ。さらに12番短いパー4でイーグルを決め、必死に巻き返す。1打ビハインドで迎えた最終18番で執念のバーディを奪い、勝負はプレーオフに突入した。
どちらも最終日に猛チャージをかけ、勢いのある同士で争われたプレーオフだったが、ファスに軍配が上がり、2000年「マデイラアイランドオープン」以来、久々の美酒に酔いしれた。
そのほか日本の佐藤信人は、11番までで3つスコアを伸ばして上位を窺っていたが、12番から4つのボギーを叩いて失速。佐藤は通算4アンダーの67位タイで競技を終えている。