R.S.ジョンソン、劇的幕切れで母国にタイトルをもたらす!
2010/07/26 09:46
スウェーデンにあるBro Hof Slott GCで開催されている、欧州男子ツアー第30戦「スカンジナビアマスターズ」最終日。リチャード.S.ジョンソン(スウェーデン)が通算11アンダーで今季初優勝を手にしている。
崔京周(韓国)と並び、首位タイで最終日を迎えたジョンソン。地元でのタイトルを狙う上で最大のライバルになると思われていた崔京周がスタートホールでいきなりダブルボギーを叩いたのをきっかけに、前半で優勝争いから脱落。ジョンソンも前半は同調したが、後半に入ってから落ち着きを取り戻してスコアを振り出しに戻す。そして、ラファ・エチェニキー(アルゼンチン)が猛烈な追い上げで通算10アンダーとし、首位タイで並び迎えた最終18番。この場面でジョンソンは見事にバーディを決めて、通算11アンダー。劇的幕切れで母国に勝利をもたらした。
通算10アンダー、単独2位に入ったエチェニキーは、内容ではジョンソンを上回っていたが、この日7番で叩いた唯一のボギーが最終的に響き、タイトルを逃している。続く通算9アンダーのエドアルド・モリナリ(イタリア)も後半5バーディを決めたが、前半の2ボギーが響き、単独3位で大会を終えている。
通算8アンダー、4位タイには「全英オープン」覇者のルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と、マーク・ブラウン(ニュージーランド)、ブレット・ラムフォード(オーストラリア)の3人。単独7位には地元のロバート・カールソンが食い込んでおり、地元ギャラリを大いに沸かせる結果となった。