2010年 全英オープン

2日目はサスペンデッド!谷口、遼は上位で踏ん張る!!

2010/07/17 11:07
南アフリカのオイストハイセン。天候にも恵まれ2位を大きく引き離して首位に立つ

英国セントアンドリュースのオールドコースで開催されている、第139回「全英オープン」の2日目。午前中は雨が降る中でラウンドが行われ、午後には雨は上がったが強風が吹き荒れ一時中断となった。そして、最終組が10番を終えたところで日没サスペンデッド。大会3日目に第2ラウンドの残りが行われることになった。

午前中の雨の中でスコアを伸ばしたルイ・オイストハイセン(南アフリカ)が、通算12アンダーで暫定の単独首位に浮上。2位以下に5打差をつける大量リードを奪った。通算7アンダーの暫定2位はベテランのマーク・カルカベッキア。さらに1打差の6アンダー暫定3位には、ポール・ケーシーリー・ウェストウッド、スティーブン・ティレイといったイングランド出身の3人が並んでいる。ティレイは最終組でラウンドしているため、第2ラウンドを8ホール残している。

さらに1打差の通算5アンダー暫定6位には、今年の全米オープンを制したグレイム・マクダウェル(北アイルランド)を含め9人が集団を形成。通算4アンダーの暫定15位タイには、タイガー・ウッズ谷口徹など7人が並んでいる。谷口はこの日2バーディ、ノーボギーという内容で順位を大きく上げてきた。

初日4アンダー17位タイの好スタートを切った石川遼は、スコアを1つ落として通算3アンダーの暫定22位タイに後退。石川がホールアウトする頃には夕闇が迫っていた。初日に9アンダーをマークして単独首位スタートをきった北アイルランドのロリー・マキロイは、前日とは別人のようにスコアを崩してしまった。通算1アンダーの暫定38位タイまで後退してしまった。

谷口、石川以外の日本人選手は、宮瀬博文が通算2オーバーの暫定71位タイでホールアウト。明日の第2ラウンド残りの結果次第では、70位タイまでに与えられる決勝進出の可能性も出てくる。小田龍一は通算4オーバーの暫定88位タイだが、ここまでは予選カットラインが下りてくる可能性は低い。

小田孔明は通算5オーバー、藤田寛之は通算6オーバー、池田勇太もこの日6つ落として通算6オーバー。薗田峻輔は通算8オーバー、宮本勝昌は通算9オーバーでホールアウトし、予選通過は絶望的な状況となっている。

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