F.アンダーソンヘッド、連日の大爆発で独走態勢に！

イタリアにあるRoyal Park I Roveriで開催されている、欧州男子ツアー第19戦「BMWイタリアオープン」の3日目。フレデリック・アンダーソンヘッド(スウェーデン)が通算17アンダーで単独首位に立っている。

前日単独首位に立ったアンダーソンヘッド。この日、5番までは2バーディ1ボギーとおとなしい内容のゴルフであったが、7、8番で連続バーディを決めてから急加速。その後最終ホールまで一切手を緩めることなく怒涛のバーディラッシュを披露し、ベストスコア「63」をマーク。通算17アンダーは、2位と実に6打差。優勝はほぼ手中に収めたと言って良いが、果たして最終日にどんなゴルフを見せるだろうか？

通算11アンダーで単独2位につけているのはスペインのミゲル・アンヘル・ヒメネス。前半に3連続バーディの後、折り返しを挟んで5連続バーディと、猛烈な勢いでスコアを重ねたが、終盤に入り3ボギーを叩いて急失速。首位とは6打差と逆転を狙うには厳しいが、攻めのゴルフを期待したい。

通算10アンダー、3位タイには、クリス・ウッド、デビッド・ホージー(ともにイングランド)、ピーター・ホワイトフォード(スコットランド) 、ニコラス・コルサートの4人が続いている。

先月17歳になったばかりの新星マッテオ・マナセロ(イタリア)は、4バーディ4ボギーと波の大きなゴルフでスコアを伸ばせず通算4アンダーのまま23位タイに後退。それでも、先輩エドアルド・モリナリと並んでイタリア勢の最上位にいる事は評価に値。最終日、若者らしいはつらつとしたゴルフに期待したい。