2009年 WGC HSBCチャンピオンズ

首位ミケルソン、2位タイガー!石川は8位タイ

2009/11/07 18:39
最終18番ではアプローチをOKにつけて楽々バーディを奪ったフィル・ミケルソン

中国・上海市にあるシェーシャンGCで行われているWGCシリーズの「WGC HSBCチャンピオンズ」の3日目。一日中どんよりとした曇り空の下での大会となったが、会場には多くのギャラリーが押し寄せて、コースは熱気に包まれた。

首位タイからスタートしたタイガー・ウッズは、前半は2,5,8番とバーディを奪って快調にスコアを伸ばしたが、9番でボギーを叩くと、10番バーディの後、11番で再びボギーを叩き、その後はスコアを伸ばせない。最終18番でもティショットを左ラフに入れると、レイアップ後の3打目をグリーン左サイドのバンカーに入れ、クラブを叩き付けんばかりに怒りを表す。バンカーからは1.5mに寄せてパーセーブしたが、2ストローク伸ばして通算12アンダーは、ニック・ワトニーと並び2位タイへと後退した。

代わって首位に浮上したのは、07年大会チャンピオンのフィル・ミケルソン。8番までに3バーディを奪ったミケルソンは、9番で右打ちを余儀なくされるトラブルでボギーとするが、18番では3打目を20cmにつけて楽々バーディを奪うなど、後半も3つスコアを伸ばして、この日「67」で通算14アンダーへ急浮上。2位に2打差をつけて、単独首位で最終日を迎える。

4位は通算11アンダーのライアン・ムーア。5位には通算10アンダーのリー・ウェストウッド(イングランド)が続いている。また、10位タイからスタートした石川遼は、3バーディ1ボギーと2つスコアを伸ばして、通算7アンダーの8位タイへと浮上。世界の強豪を相手に、がっぷり四つの戦いを見せている。

9番でティショットをラフに入れた石川遼。ここからナイスショットを見せたが…
遼君と仲の良いカミロ・ビジェガスは、気安く話しかけてきます。
これが元祖のスパイダーマンポーズ。久しく、遼君のを見ていない気が…
「見てごらん、良く撮れてるだろう」「ほんとねー」って、カメラ禁止ですよー
コース脇になぜかジェットコースターが。叫び声が聞こえてくるとか、こないとか。
タイガーを見つめるギャラリーたちの視線。HSBCも中国も赤色です
18番は2打目でグリーン付近まで運んで、3打目で20cmにつけて簡単にバーディ奪取!首位のフィル・ミケルソン
18番で長いバーディパットを沈め、ガッツポーズのニック・ワトニー。明日は最終組!
最終ホール、バンカーから1mちょっとに寄せるも、納得行かないのか本人は相当怒っていました
8番グリーンでは、小田孔明とカミロ・ビジェガスが和解?の握手。二人とも大人です
「夢を乗せて飛んでいけー」ってな雰囲気です

2009年 WGC HSBCチャンピオンズ