タイガーが首位タイに浮上!石川、小田は10位タイ
2009/11/06 19:05
中国・上海にあるシェーシャンGCで行われている「WGC HSBCチャンピオンズ」の2日目、この日も明るい太陽が顔を出したが、空気は薄く霞が掛かったように一日中白いまま。それでも、大勢のギャラリーが会場を訪れ、世界の一流選手のプレーに歓声を上げていた。
その大ギャラリーの期待に応えるべく、2日続けて「67」で回って通算10アンダー、首位タイに浮上したのは、大本命のタイガー・ウッズ。前半に1つスコアを伸ばすと、折り返した後半は11番、13番でバーディ奪取。16番ではグリーン脇のラフからチップインバーディ、最終18番パー5は2オンに成功して、2パットのバーディと爆発。この日2つスコアを伸ばすに留まったニック・ワトニーと並んで首位タイに立っている。
通算9アンダーの3位タイには、この日ベストの「66」で回ったフィル・ミケルソンとアルバロ・キロス(スペイン)が仲良く浮上。7番、15番と2度のチップインバーディで流れを掴んだミケルソンに対し、「特別良くも無いけど、悪くも無い。ラッキーだった」というキロス。それに、ライアン・ムーアの3人が3位タイに続いている。
日本勢も健闘を見せている。この日、日本人ベストの「67」で回った石川遼が、「69」で回った小田孔明と並び、通算5アンダーの10位タイへとジャンプアップ。首位と5打差の好位置で、決勝ラウンドへと駒を進める。
また、この日「69」で回った丸山大輔は、通算3アンダーの23位タイへ浮上。「68」で回った片山晋呉も通算1アンダーの37位タイへとそれぞれ順位を上げている。池田勇太はこの日、一つスコアを落として通算2オーバー。日本勢の中では、ただ一人順位を下げている。