W-T.リンがプレーオフの末に優勝! 清田太一郎は29位タイ
2008/11/24 09:54
中国・香港にある香港ゴルフクラブで開催されている、2009年の欧州ツアー第2戦「UBS香港オープン」の最終日。W-T.リン(台湾)がロリー・マキロイ(北アイルランド)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)との三つ巴のプレーオフを制し、欧州ツアー初勝利を手にしている。
通算15アンダーで並び、リン、マキロイ、モリナリの3者によるプレーオフ。まずプレーオフ第1ホール。リンとマキロイのバーディに対し、パーのモリナリが脱落。このホールでリンは奇跡的なリカバリーショットを披露しバーディを奪い、欧州ツアー期待の若武者・マキロイとの一騎討ちに持ち込んだ。
続くプレーオフ第2ホールでは、ティショットを失敗したマキロイに対し、崖っぷちから生還したリンが安定したショットを披露。マキロイも見事なリカバリーで最後まで食らいついたが、リンがきっちりとバーディを決めて決着。嬉しい欧州ツアー初優勝を飾った。
上位3人に続き、通算13アンダーの4位タイに食い込んだのは、チャワリット・プラポール(タイ)とパブロ・ララサバル(スペイン)。通算12アンダーの6位タイには、ベテランのベルンハルト・ランガー(ドイツ)、オリバー・ウィルソン(イングランド)ら5人が並んでいる。地元中国のウェンチョン・リャンは、通算10アンダーの15位タイ。清田太一郎は通算6アンダー、29位タイに順位を上げて大会を終えている。