さくらは10位タイで決勝も、まずはスイング修正
2012/09/22 17:55
宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の2日目。首位に3打差の9位タイからスタートした横峯さくらは、4バーディ、1ボギーの「69」と3つ伸ばしたものの、通算5アンダーの10位タイに後退。ムービングデーの波に乗りきれず、首位とは5打差に開かれて最終日を迎える。
今週から、アウトサイドからインサイドに抜けていたスイングプレーンを修正して臨んでいる横峯。「まだ、しっくりいかない部分もあるけど、昨日よりは今日、という感じで少しずつ(完成に)近づいているとは思います」と、徐々にではあるが手応えを掴みつつある。スコアについては現状、修正中のショットによりついてくる結果、という受け止め方が正直なところだろう。
ドライバーに関しては「後半は良くて、ミスというミスもちょっとラフに入るくらい」と安定性は増しているが、アイアンはまだ精度の荒さが。前半の3番では、セミラフからの2打目が左に抜けてグリーンを外し、アプローチを寄せきれずにボギー。続く4番(パー3)ではティショットが大きくショート、9番ではラフからの2打目をグリーン奧のバンカーに入れるなど、苦戦している様子が見受けられた。
首位とは5打差、逆転も不可能な位置ではないが「とりあえず私の場合は、今できることをしっかりとやるだけ」。目先の結果だけにこだわらず、さらにその先にある自分自身を見据えていた。(宮城県利府町/塚田達也)