2012年 スタジオアリス女子オープン

横峯さくら、先週掴んだ感覚を実現へ!

2012/04/05 17:56
真冬のような防寒スタイルでラウンドした横峯さくら

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」の開幕前日、プロアマ戦に出場した横峯さくらは、風が冷たく4月とは思えぬ気候に防寒対策をして18ホールラウンドした。この日は全45組と比較的多くの選手が出場していたため、ハーフターンの休憩は約1時間と長めだった。

軽く食事を済ませた横峯は、ドライビングレンジに向かいドライバーショットの練習を始めた。「前半ラウンドして、弾道が少し低めだったので調整をしました」という横峯。得意のフェードボールの感触を確かめるように数十球打つと、今度はクローズドスタンスで何球かドローボールの練習も行った。

2球に1球は綺麗に左に曲がる弾道が出たが、半分は右方向に飛び出すとそのままストレート系のボールになり首をかしげる。「うーん、まだ試合では使えないですね」と苦笑いの横峯。今週もティショットの落としどころがスコアに大きく影響するコースということで、「いつもどおりのフェードで行きます」と攻め方を決めた。

ショットの精度は先週の「ヤマハレディースオープン葛城」の最終日に掴んだイメージがしっかり残っているという。横風に負けない強い弾道で、自分のイメージ通りのショットを繰り返し、2009年大会以来の優勝を狙う。(兵庫県三木市/本橋英治)

2012年 スタジオアリス女子オープン