さくら、海外の強豪に囲まれても至ってクール
2009/11/05 17:22
6日(金)に開幕を迎える「ミズノクラシック」はUSLPGAツアーとの共催でもあり、優勝賞金は21万ドル(約1,900万円)と高額。約2,100万円差の賞金ランク2位につける横峯さくらにとっては、その差を詰めるためにも重要な意味をもつ一戦だ。
今週はロレーナ・オチョアを始めとするUSLPGAのツアープレーヤーが多く出場しているが、「いつもと気持ちは変わりません」とクールに構える。いかなる状況にも左右されず、平常心でプレーできることが横峯の強みでもある。
とは言え、心の中では静かに闘志を燃やしている。「残り4試合ですし、そのうち1つは勝ちたいと思っているので、モチベーションも高くなっています」。前週の「樋口久子IDC大塚家具レディス」は22位タイと不本意な結果に終わったが、「今週は良い状態で臨めると思います」と、調子自体に不安は抱えていないようだ。
練習日に割り当てられた5日はインコースのみをラウンドし、その後はバンカー、パッティング練習などに時間を費やした。「最終的にはパットだと思います」とテーマを掲げる横峯は、少しヒール寄りにボールを置いていたというアドレスを入念にチェック。しっかりと修整を済ませ、初日に向けての準備は整えられた様子だった。